「フルボ酸」とは
「フルボ酸」とは
植物が枯れ、腐敗していく過程で微生物によって分解された最終的な生成物質のことを
「腐植物質」といいます。
この腐植物質は、「フルボ酸」、「フミン酸」、「ヒューミン」に分けられます。
ヒューミンは酸性水溶液にもアルカリ性水溶液にも溶けません。
フミン酸は酸性水溶液には溶けませんが、アルカリ水溶液には溶けます。
そして酸を加えて沈殿しない、つまり酸にもアルカリ溶けるものがフルボ酸です。
ヒューミンは黒褐色、フミン酸は暗褐色、フルボ酸は黄褐色の色をしています。
石炭は植物が堆積して炭化したものですが,フミン酸は植物が炭化せず,有機物質をたくさん含んだ腐敗物質となったものです。
フルボ酸は、もともと森林や土壌の中に存在する有機酸の一つで、植物にミネラルを補給する
役目を担っています。
自然界では微量にしか生産されない貴重な資源で、通常は腐植土壌に多く存在します。
腐植土壌とは、森林生態系において地上部の動植物により生産された有機物が堆積し、微生物に
より分解されて土状になったものです。
自然界では1cm形成するのに100年の時間を要します。
尚、厳密には土ではありません。
「フルボ酸」の主な能力
①
キレート反応を活発にする。
ミネラル・栄養素をキレートして動植物の細胞
内に輸送し細胞を活性化させて増収・品質を高める。
又、有害物質等を吸着し体外に排出する。
② 除菌・抗菌・消臭効果
キレート反応による菌やウイルスを挟み、
滅菌・不活化させる。
アンモニア(NH3)も水(H2O)と窒素(N2)に無害分解。
バチルス菌誘発、害を及ぼす悪玉菌やウイルスを
滅菌・不活化。
③ 代謝を活性化させて健康体に。
動植物の体内におけるミネラルバランスを最適化して新陳代謝・エネルギー代謝を活性して健康体にする。
フルボ酸 = 吸収と排泄を両方担う栄養素
体内のミネラルバランスを一定に保とうとする働き
↓ ↓
栄養分を吸収する 余剰・不必要な栄養をデトックス
④ 自然治癒力の促進。
体内酵素の活性化
血流の改善 → 代謝改善
腸内環境の清浄化 → 代謝改善
ランスファーファクター → 免疫力
強力な活性酸素除去能力が有る。
又、酵素反応を向上させ酵素の生成を助ける。
トランスファーファクター(初乳と同じ働き)
を持っている。