プロバイオティクス

2022年11月18日

いつもお世話になっております。

株式会社ツボイ営業部です。

朝からカタカナばかりの単語でございますが、今日は「カスピ海ヨーグルトの日」らしく、

ヨーグルトに含まれる有用微生物が頭に浮かび、ペンをとりました(^^)

プロバイオティクス

 プロバイオティクス(probiotics)は抗生物質(antibiotics)に対比される言葉で、共生を意味するプロバイオシス(probiosis;pro 共に、~のために、biosis 生きる)を語源としています。英国の微生物学者Fullerによる1989年の定義「腸内フローラのバランスを改善することにより人に有益な作用をもたらす生きた微生物」が広く受け入れられています。また、現在では「十分量を摂取したときに宿主に有益な効果を与える生きた微生物」(FAO/WHO)という定義の公表もされています。 なお、その微生物を含む食品(ヨーグルトや乳酸菌飲料)自身をプロバイオティクスと呼ぶこともあります。
 プロバイオティクスの持つ"有益な作用"としては、下痢や便秘を抑える、腸内の良い菌を増やし悪い菌を減らす、腸内環境を改善する、腸内の感染を予防する、免疫力を回復させる、などが挙げられます。つまり、プロバイオティクスを摂ると、おなかの健康を守るとともにからだ本来の力を強める手助けになると考えられています。プロバイオティクスの候補としては、乳酸菌やビフィズス菌が有名です。

ヤクルト中央研究所「健康用語の基礎知識」より) 

畜産分野では、当社商品「畜産用 フルボ酸 発酵 乾燥竹粉」、「畜産用 仔牛用 菌太郎

で、皆様にご愛顧いただいている商品でおなじみですが、農業分野においても当社商品

フルボ酸入 乳酸菌発 酵竹粉竹満作 パウダータイプ」、「フルボ酸入 乳酸菌発酵竹粉 竹満

作 ペレットタイプ」で、土壌にも高い評価をいただいております。

当社商品には、以下の菌が活躍いたします。

ご参考までに(^^♪

乳酸菌

乳酸菌は糖をエサに増殖。殺菌作用のある乳酸を生成し、雑菌抑制(殺菌効果)がある。

有機質肥料の腐敗防止やある特定の菌がもたらす病害の予防に役立つ。

酵母菌

酵母菌は乳酸菌と同様に食品で主に使用され、パン作りのドライイーストや、しょう油・

味噌、酒の醸造などで活躍する。

酵母菌は農業でも貴重で、有機物を分解すると同時に、アミノ酸やビタミン、多糖類などを

作り出す働きがある。これは他の善玉菌を増殖させるエサとなる。

EM菌の代表的存在として、光合成細菌や放線菌と共に注目されています。

枯草菌

稲ワラなどの枯草に生息することからこの名で呼ばれる。納豆菌も枯草菌に分類される。

生化学的な基礎データが多く、安全な菌として認知されている。

植物に対する悪影響もない。

枯草菌を使用することで野菜は甘くなり、ツヤが出るのが特徴。

果実には特に効果があり、糖度の高いものは一級品として価値がつく。

枯草菌が土壌に入ると、土中の有機物が分解され、有害微生物が増殖しにくい環境になる。

また、野菜や果樹が栄養分を吸収しやすくなり、生長促進される。

糸状菌(麹菌等)

植物に病気をもたらす原因菌もあるが、堆肥をつくるときなどに糸状菌は重要である。

糸状菌は、デンプンを糖に変え、様々な酵素を分泌し有機物を分解する。

糸状菌により生まれた糖は、他の微生物はエサとなり、増殖する。

デンプンを糖に変える働きは、他の微生物の増殖を助ける働きである。

また糸状菌の分泌する酵素は多種多様で、デンプンを分解する「アミラーゼ」、セルロース

を分解する「セルラーゼ」、タンパク質を分解する「プロテアーゼ」など、様々な物質を分

解することができる。これも他の微生物の増殖を手助けする働きと言える。

しかしながら、作物に害を与えるものもあるので、ステージ毎で使用を考えねばならないが、

土壌改良材としては、非常に頼もしいものである。